食育講座(野菜編)「Foods How?」

一般受講料:23,100円

特別受講料:20,900円

講座コードJ01

受講期間6ヶ月

難易度初級レベル

食育講座を受講して、家族の食卓が明るくなった!

食の安全が大事な今こそ、様々な視点で食について勉強し始めよう!

今、「食の安全」というものが注目を浴びています。何が安全な食べ物で、何が健康に良い食べ物であるのか、といったようなことの理解はとても大切です。特に、小さなお子様がいるお母様、お父様にとって、「食育」は重要な役割を担っています。

また、食の環境が、いささかバランスを欠いた現代でもあります。私たちが取り戻すべきは、氾濫する健康食品や加工食品に飲み込まれない、「食」へのきちんとした理解なのかもしれません。

ふだん何気なくスーパーで見る野菜。いつもは特に気にせずに買ってしまいがちですが、改めて見ると、新しい発見があるものです。家族には安全で栄養価の高い野菜を食べさせたい。けれど、どの野菜が良いのか、わからない。そんな方も多いのではないでしょうか。

この食育講座(野菜編)では、野菜の基本的なことを始め、素材を最大限に活かす工夫や、食を通じて家族が触れ合いを味わう心などもしっかりと学べます。この講座を受講された方からは、「野菜に対する考え方が変わった」などの声も頂いております。

フードインストラクターを目指す方はもちろん、「楽しく、おいしく、安全な食生活」を目指している方にも、オススメの講座です。

学習目標

  • 野菜に関する四季折々の育ちから旬の味、栄養成分と機能、調理・保存法、メニュー創作、ゴミの廃棄までを体験し実践します。
  • 流通のしくみ、安全管理、安全表示の理解、さらに将来的な「食」を囲む社会の動きを把握します。
  • 暮らしの根幹を支える「食」を見直し、体系的な理論と実践から「食文化」を学びます。

食育の関連講座

健康関連講座

教材構成

使用教材

  • テキスト1冊
  • 副読本1冊「たべるってたいせつだね」
  • レポート(提出回数4回)

監修

  • 特定非営利活動法人 みんなの食育

カリキュラム

No. 主な項目
テキスト Chapter 0 野菜を食べると、やさしくなれるね

  1. なんで野菜を食べたほうがいいの?
  2. 野菜の食べ方、いつもサラダになってない?
  3. 少しだけ育てる楽しみを味わってみませんか?

Chapter 1 根っこですか、葉っぱですか? 野菜世界の基本

  1. 野菜の“旬”っていつ?
  2. 姿でわかる野菜の分類
  3. 新顔野菜のひみつ
  4. 日本のどこで野菜はとれるの?
  5. 野菜作りが抱える問題

Chapter 2 青い野菜、赤い野菜、白い野菜

  1. 青い野菜、赤い野菜、白い野菜
  2. 薬にもなる -漢方の知恵から-
  3. ダイエットにはこの野菜
  4. 生活習慣病に効くのはこれ
  5. 野菜ジュースは生がいい?

Chapter 3 キッチン、ベランダ、ミニ菜園 自分で野菜を育ててみよう

  1. キッチンで育てられる野菜
  2. ベランダで育てられる野菜
  3. 収穫を体験してみよう
  4. ミニ菜園へようこそ(1)
  5. ミニ菜園へようこそ(2)
  6. 野菜作り季節のノウハウ・ハウドゥ(1)
  7. 野菜作り季節のノウハウ・ハウドゥ(2)
  8. 農家に学ぶ生活の知恵 -農家の生活-
  9. レンタル農園リスト(首都圏版)
  • 「グリーンツーリズム」スローな旅にでかけよう

Chapter 4 生で食べられる?どこが食べられる? 食べる時の基本

  1. 部位でこんなに違う味
  2. 生野菜と火を通す野菜
  3. 色が鮮やかだと新鮮?
  4. 保存にベストな方法あります

Chapter 5 知っておきたい、野菜の表示

  1. ラベルでわかる野菜のこと
  2. 新鮮かどうかは、ここで見分けよう
  3. 野菜の表示(1)無農薬・無化学・減農薬から特別栽培
  4. 野菜の表示(2)チラシにご用心
  5. 自然の恵み『有機野菜』への道(1)
  6. 自然の恵み『有機野菜』への道(2)
  • ご存じですか?食の流通システム「トレーサビリティ」
  • やさいの文明、タネの進化と技術のなかで

Chapter 6 煮たり、焼いたり、炒めたり 野菜料理の基本

  1. 切る
  2. ゆでる
  3. さらす
  4. 煮る
  5. 焼く
  6. 炒める
  7. 和える
  8. 漬け物
  9. 無駄なくおいしく!使い切り簡単おかず
  10. スピードクック 上手な野菜のフリージング術
  11. 野菜の郷土料理
  12. 有名料理店の野菜料理
  • 見直される日本の伝統食
レポート
  • 1回目 「野菜の育ちを調べよう」
  • 2回目 「野菜の売り場を調べよう」
  • 3回目 「野菜のレシピを探してみよう」
  • 4回目 「学んだ野菜の知識の伝え方を考えよう」

受講者の声

女性 32歳 主婦

主人のメタボリック対策にと受講することにしました。今回の受講をきっかけに、1つの野菜を買うにもラベルや店頭表示をじっくり見たり、旬のものをなるべく選ぶようになりました。今まさに、食の安全性が世間で騒がれています。安心して食べられるようになるには生産者と消費者が相対するものではなく、連携していくことが大事なのではないかと思いました。大地の恵みに感謝する気持ちがより一層強くなり、田舎で野菜を作っては送ってくれるおじいちゃんへも改めて御礼を言いたいと思っています。受講して本当に良かったと思います。

女性 30代 主婦

子どもの離乳食がついに始まり、野菜も少しずつ食べられるようになってきました。
私自身が小さい頃、野菜が苦手だったこともあり、野菜編を勉強することで、これからの子どもへの野菜に対する接し方を自分なりに考えることができて非常によかったと思います。
食育は、小さい頃からの積み重ねが大事だと思っておりますし、“食べる”ことは、毎日の生活に欠かせない大切な時間であることを、野菜のすばらしさとともに、子どもに伝えていくことができればと思います。

女性 主婦

食育講座<野菜編>を終えて、野菜に対しての考え方が大きく変化しました。
今までは、どうしても野菜不足の食生活で、「野菜分の栄養なんて野菜ジュースやビタミン剤で補えばいい」と考えていました。
妊娠を機に、野菜に限らず、自分が口にするものへの関心や注意力が高まり、この講座を受講するきっかけにもなりました。
生まれてくる子供とともに、安全で健康な楽しい食生活を送れるよう、これからも積極的に、いろいろな事を知ろう、学ぼうという気持ちを持ち続けていきたいと思います。

女性 主婦

知識としてわかっていても、なかなか実行できないことがたくさんあります。やってはみても長続きしなかったり。
私がこれまで食にこだわり続けてこられたのは息子のアトピーのおかげです。必要に迫られて必死にやってきたと思います。今では肌もきれいになり、言わなければ誰もアレルギーがあることがわからないと思います。
ゴハンたべて、野菜食べていれば元気になれる。私たちが経験したことを伝えたい。人に話すにはきちんとした知識も必要です。1つ1つの項目を、もっと深く理解しないと話はできないと思っています。この講座のテキスト内容をバランスよく学ぶようにこれからも続けて生きたいです。
病気なってから考えるのではなく、ならないために考えるのはなかなか難しいことかもしれませんが 、気づいた人が伝えていかなくてはならないと思っています。
社会的には安全な食べ物が多く出回るようになってほしい。給食のメニューを見直してほしい。いろいろありますが、お母さん方の意識をかえてみんなの力で変えていけるように活動していくつもりです。

女性 主婦

我が家では、庭で一坪ほどの畑を作って、夏場はトマト・カボチャ・ピーマン等、冬は、ホウレンソウ・コマツナと毎年同じような野菜を育てていましたが、レポートで今まで育てたことのない野菜も調べて、いろいろ作ってみたくなりました。一から育てることによって食べ物の大切さ、食べられることのありがたみを子どもと一緒に学んでいきたいです。
レポート2では有機栽培のものを購入し、普通のものと味の違いがわからず情けなく思いました。子どもたちに野菜を食べさせたい一心で、つい味を濃い目に調理していたしかと思いました。春に家で作った彫りたてのじゃがいもを、ただふかして塩を少しだけつけたものを子どもたちはおいしいといって食べていたことを思い出しました。野菜の味のわかる調理法に気をつけていこうと思います。
レポートでも、つい野菜本来の味をかくすレシピを考えてしまいました。通信欄に書かれていたように、野菜のおいしいところを子どもたちと見つけて食べられるようになりたいです。
食育講座を学んだ半年は今までより食生活というものをよく考えた時間でした。これからこの講座で得た知識をいかしながら、楽しくおいしい食生活を目指していきたいです

女性 主婦

年長になる娘の幼稚園では、季節、季節に大根やら枝豆やらの野菜を植えたり、収穫したりしている。引越しを機に転園してきたので、娘も私も畑仕事は産まれて初めての経験である。頭の痛い思いでいた時、この講座が目に止まり改めて野菜について勉強することになった。
課題1で学んだ”野菜の旬”のおかげで野菜が収穫されるまでの年間を通じた流れを話して聞かせることができた。幼稚園の畑仕事で、「今日は畑の草をとったんだよ」などと笑顔で話す娘に、「次はどんな仕事をするのかな?」と一緒に本を開き、野菜の成長を共に喜び共感することができた。
課題3では野菜を使ったメニューを考えることで野菜の持つ効果効能に目を向けるきっかけとなった。料理としてだけでなく紅茶を飲むときに生姜を少しすりおろして混ぜるだけでも身体が温まるなど、より野菜が生活に関わるようになった。
以上の課題をおえ、総まとめとしての課題4では、この講座を学ぶきっかけとなった娘に「食育」を伝えようと思った。年齢的にも難しい話を教えるより、野菜を好きになり、興味と関心をもってくれればという願いから、しりとりカードに考えが行き着いた。予想通り、娘は喜んで遊びカードを増やそうと図鑑で野菜の名前を調べたり野菜売り場を真剣に見て回っている。そんな娘の様子を見ていると「食育」の効果はあったように思う。

女性

ふだん何気なく食べている野菜でしたが、改めて知らべてみたり、気にしてみると新しい発見があったり、農家の方々の苦労というかてまひまがわかって、感謝しながら食べなければならないと思いました。
スーパーなどで形の大きさの同じ野菜と畑の近くにある無人販売の野菜のふぞろいのものの味の違いを知ることもできました。せっかく食べるのだから野菜の味の濃いものを選んでいただきたいと思っています。
まだまだ野菜のことを1部分くらいしか知りませんがこれからも感心をもって野菜選びをしていきたいし、機会があればたくさんの人にも旬のおいしい野菜について伝えていきたいと思いました。

女性 主婦

私達が子どもの頃は今とは違い素朴な味が味わえたような気がする。野菜にしても見た目は悪いが、農家の人からいただいたり庭でとったり、夏はトマトを丸かじりで食べていた。ところが結婚し子どもができいざ自分で食事のことをするようになると野菜は産地が分かからないきれいな粒ぞろいの野菜、湯むきしたトマトetc、これでは子どもは素朴な味、本物の味が分からないだろう。
私自身、食育講座をして旬の野菜、有機野菜、調理の仕方など、これから実践できることばかりでよかった。主人にも野菜の見分け方など分かることから教えてあげたいと思う。これからできるだけ減農薬や有機野菜を子どもに食べさせたいと思う。
庭には子どもとまいた種が芽が出て大きく野菜たちが育っています。毎日トマトやナスの大きさを見て楽しんでいます。いつまでも続ける一つにしたいです。

男性

当講座受講につきましては、社内若手社員の目利き育成研修の中での教材として活用したいと思い、事前に受講したわけですが、私自身においても大変勉強になったと感じています。
食に携わる一員として、お客様の健康を守ることは最も大切です。そのためには我々が正しい知識をもたなければなりません。
ぜひ、社内での研修に活用したいと考えています。

女性

数年前から、日本人の食事は欧米化が進み、食事内容に変化がおきていることが問題になっていた。
極端な欧米化を食い止めるため、「食育」の言葉で「低カロリー」「マイクロビオテック」「自然野菜」等が注目を浴びはじめた。
とても良い傾向ではあるが、日本人は極端すぎて、それに集中して激ヤセを狙うといった違う形に受け取る部分もあると思う。
まず第一に健康で、栄養のバランスを意識しながら「食育」していかなければ、本来の目的も達成されなくなってしまうのではないかと心配になる。
私もこの講座を通じてもう一度「食育」とは何か、を考えていきたいと思った。

女性

野菜は土と太陽の力を得て成長するものですから、旬が一番です。出来るだけ生活の場に近いところで生産されたものをいただくことが理想だと知りました。また、栽培法を学んで、保存法もわかるようになりました。

女性

野菜のラベルの見方や保存方法、分類等、今まで知らなかったことがわかった。有機栽培についても詳しい定義や意義が理解できて、買い物の時に応用している。
1960年代の食卓に出ていた食事が日本人に適していることが納得できたので、子供の頃を思い出しながら料理していきたい。

女性

好き嫌いなくおいしくありがたくいただくことが、「いのち」を提供してくれた動物や、それを育てた人たちへの感謝につながるのだと思います。
食品を選び抜く目をもち、食べ物を無駄にすることなく食していきたいと思います。