高圧ガス製造保安責任者受験講座(乙種)

一般受講料:28,600円

特別受講料:26,400円

講座コード:L02

受講期間:4ヶ月

難易度: 中級レベル

「高圧ガス製造保安責任者乙種」合格を目指す方をサポートします!

3冊のテキストと過去5年分の試験問題集で、合格への知識を手に入れる!

高圧ガスと聞いて、どのようなイメージをお持ちになるでしょうか。多くの方が『危険』ということが思い浮かべると思います。皆さんがお持ちのイメージ通り、高圧ガスは可燃性や毒性のものもあり、取扱いを誤ると、爆発や中毒災害など、様々な事故を引き起こす危険性があります。

そのような事故が起こらないように、高圧ガスを取扱う事業所では、高圧ガス保安法により、高圧ガス製造保安責任者の資格を有するものを置くことが義務づけられています。

高圧ガス製造保安責任者の資格は、危険防止のためにある資格なので、様々な知識が要求されます。よって、広範囲の知識が必要とされています。

本講座は、誰でも広範囲の知識を獲得できるように構成されています。特に各章のまとめでもある「学習のまとめ」は学んだことの再確認ができるため、受講された方から好評を頂いております。合格するために必要なものが、全て手に入ります!

過去5年間の試験問題集もついていますので、本番にむけての力試しをすることもできます。3冊のテキストと5年間の問題集で、高圧ガス製造保安責任者試験合格を勝ち取ってください!

学習目標

  • 試験に必要な学識・保安管理技術・法令について理論から問題の順序で学習して、試験合格の実力を身につけます。
  • 爆発・火災などの災害防止についての知識を身につけます。

ここが講座のポイント

  • 4ヶ月で合格のために必要な知識を身につけます。
  • 合格者を多数輩出しているテキストで確実に知識を身につけます。

充実のサポート

  • 600ページをこえる問題集でテスト本番にむけての準備もバッチリ!
  • 在籍期間中は、質問券を使って講師に質問ができます。
  • レポート提出で、自分に足りない知識を確認することができます。

資格取得概要

高圧ガス製造保安責任者受験講座 乙種の関連講座

高圧ガス製造保安責任者特集ページ

第3種冷凍機械責任者特集ページ

教材構成

使用教材

  • 主テキスト3冊(「上巻」「中巻」「下巻」)
  • 別冊「高圧ガス 乙種化学・機械試験問題集」
  • レポート課題集・受験ガイド
  • レポート解答用紙(提出回数4回)

著者

  • 羽賀 頼利((株)ケミカルサービス)
  • 平山 利治(秋元特許事務所 技術士(化学部門))
  • 浅原 昭生((訓)日本技能教育開発センター)

    カリキュラム

    No. 主な項目
    1 化学的分野
    第1章 基礎の化学

    1. 原子と分子
      1. 分子とは
      2. 原子とは
      3. 元素と元素記号
      4. 分子式
      5. イオン
    2. 原子量と分子量
      1. アボガドロの法則
      2. アボガドロ定数
      3. 原子量
      4. 分子量
      5. 空気の平均分子量
      6. 気体の比重
    3. モルは何を表すか
      1. モルとは
      2. 1molの示す事柄
      3. モルと物質の質量の関係
    4. 有機化合物の表しかた
      1. 有機化合物とは
      2. 構造式と示性式
    5. 化学反応式
      1. 最も簡単な化学反応式
      2. 質量保存の法則
      3. 係数が必要な化学反応式
      4. 未定係数法
    6. 化学反応式を用いた計算
      1. 化学反応式が示す事柄
      2. 化学反応式を用いた計算の例

    第2章 気体の性質

    1. 圧力と大気圧
      1. 気体の分子の集まりかた
      2. 圧力とは
      3. 大気圧とは
      4. 絶対圧力とゲージ圧力
    2. 気体の性質
      1. ボイル・シャルルの法則
      2. 気体の状態方程式
      3. 理想気体と実在気体
      4. 実在気体の状態方程式
      5. 臨界温度と臨界圧力
      6. ドルトンの分圧の法則
    3. 気体の溶解
      1. 溶解とは
      2. 気体の溶解度
      3. ヘンリーの法則

    第3章 熱が係わる化学反応

    1. 液体の特性
      1. 比熱と状発熱
      2. 融解熱(潜熱と顕熱)
      3. 蒸発と平衡状態
      4. 沸騰と蒸気圧
      5. 液体の圧力・体積・温度の制御
    2. 反応熱
      1. 反応熱とは
      2. 熱化学方程式
      3. エネルギー保存の法則
      4. 結合エネルギー
      5. ヘスの法則
      6. 物質の状態と反応熱の関係
      7. 反応熱の種類
    3. 化学反応の速度
      1. 化学反応の起こりかた
      2. 反応速度
      3. 触媒
      4. 一次反応と二次反応
    4. 科学平衡
      1. 可逆反応と不化学反応
      2. 化学平衡
      3. ルシャトリエの平衡移動の原理

    第4章 燃焼と爆発

    1. 燃焼
      1. 燃焼の要素
      2. 完全燃焼と不完全燃焼
      3. 可燃性ガス・支燃性ガス・不燃性ガス
      4. 火炎の種類
      5. 火災におおける火炎の種類
    2. 爆発
      1. 化学的爆発
      2. 物理的爆発
      3. 爆ごう
      4. 分解爆発性
    3. 燃焼・爆発に係わる数値
      1. 爆発範囲
      2. ルシャトリエの式
      3. 発熱量
      4. 引火性と発火性
      5. 最大燃焼速度
      6. 限界直径・安全間隙・消炎距離
      7. 最小発火エネルギー
      8. 爆風効果の3乗根法則

    第5章 ガスの各論

    1. 単体のガスの各論
      1. 酸素
      2. 窒素
      3. 水素
      4. 塩素
      5. 希ガス
    2. 炭化水素系ガスの各論
      1. メタン
      2. LPガス
      3. エチレン・プロピレン
      4. アセチレン
      5. 酸化エチレン
      6. フルオロカーボン
    3. 無機化合物のガスの各論
      1. 二酸化炭素
      2. 一酸化炭素
      3. アンモニア
      4. シアン化水素
      5. ホスゲン
      6. 硫化水素・二酸化硫黄・二酸化窒素
    4. 特殊高圧ガスの各論

    付録 液体の圧力・体積・温度の制御

    • 水と水蒸気の混合による温度変化
    • 水と氷の混合による温度変化
    • 熱膨張係数
    • 圧縮率
    2 機械的分野
    第6章 高圧装置の材料

    1. 金属材料
      1. 炭素鋼
      2. 炭素鋼の成分金属
      3. 高温高圧装置用金属材料
      4. 低温装置用金属材料
    2. 金属の腐食と防食
      1. 腐食
      2. 防食
    3. 熱処理と非破壊検査
      1. 熱処理
      2. 非破壊検査

    第7章 高圧装置

    1. 高圧ガス容器
      1. 容器の種類
      2. 容器の材料
      3. 容器の内容積
      4. 充てん
      5. 容器用バルブ
      6. 容器に塗色
    2. 配管・継手・バルブ等
      1. 配管
      2. 継手(管継手)
      3. 高圧バルブ
      4. 高圧化学反応式
      5. ガスケット
      6. 断熱材

    第8章 材料力学

    1. 材料力学の基礎
      1. 荷重
      2. 応力
      3. ひずみ
      4. フックの法則と弾性係数
      5. 応力とひずみの関係
      6. ポアソン比
      7. 許容応力と安全率
    2. 内外圧を受ける容器
      1. 内圧を受ける薄肉円筒容器
      2. 内圧を受ける球形容器
      3. 外圧を受ける薄肉円筒容器
      4. 厚肉円筒容器
      5. 合成円筒容器
    3. 熱応力・応力集中・材料の疲れ・クリープ
      1. 熱応力
      2. 応力集中
      3. 材料の疲れ
      4. クリープ

    第9章 流動・電熱・熱力学

    1. 流体力学の基礎
      1. 体積流量と質量流量
      2. 粘度
      3. パスカルの原理
    2. 流体の動き
      1. 層流と乱流
      2. 流量と流速
      3. 連続の法則
      4. レイノルズ数
    3. 流体のエネルギー
      1. 流体のエネルギー
      2. ベルヌーイの定理
      3. トリチェリの定理
    4. 流体の流量測定
      1. 流量計の種類
      2. 容積式流量計
      3. ピトー管
      4. オリフィスメータ
      5. その他の流量計
    5. 伝熱
      1. 伝導
      2. 対流と放射
      3. 熱通過率
      4. 平均温度差
    6. 熱力学の基礎
      1. 熱と仕事
      2. ガスの比熱
      3. 内部エネルギーとエンタルピー
      4. 等温圧縮と断熱圧縮
      5. ポリトロープ圧縮
      6. ガスサイクル

    第10章 圧縮機・ポンプ・溶接

    1. 圧縮機の理論
      1. 往復圧縮機の理論サイクル
      2. 実際の圧縮サイクル
    2. 圧縮機の取扱い
      1. 圧縮機の種類
      2. 多段往復圧縮機
      3. 遠心圧縮機
      4. 自動圧力調整装置
      5. 圧縮機の運転
      6. 圧縮機取扱い上の注意
      7. サージング
    3. ポンプの軸動力
      1. ポンプの揚程
      2. ポンプの軸動力
    4. ポンプの取扱い
      1. 各種ポンプの特徴
      2. ポンプの運転
      3. キャビテーション
    5. 溶接
      1. 金属の溶接法
      2. 溶接部の性質
      3. 溶接の段取り
      4. 溶接記号
      5. 本溶接
      6. 溶接部の欠陥
    3 保安管理技術的分野
    第11章 高圧装置の管理

    1. 静電気
      1. 静電気の発生
      2. 静電気災害の防止対策
    2. 計測器
      1. 圧力計
      2. 温度計
    3. ガス分析
      1. ガスの定性分析
      2. ガスの定量分析
    4. 製造設備の保安
    5. 製造設備の保安・防災のための設備
      1. 安全装置
      2. 安全装置の用法
      3. 安全装置の所要吹出量
      4. 緊急遮断装置および逆止弁
      5. 貯槽の負圧防止対策
      6. インターロック機構
      7. フレアスタック・ベントスタック
      8. ガス漏えい検知警報設備
      9. 流動拡散防止装置および障壁
      10. 貯槽の温度上昇の防止
    6. 電気防爆構造と安全計装
      1. 電気防爆構造
      2. 危険場所の種別
      3. 防爆構造の種類
      4. フール・プルーフ
      5. フェイル・セーフ
      6. 冗長システム
      7. 警報システム
    7. 毒性ガスの除外措置と除害設備
      1. 毒性ガスの許容濃度
      2. 拡散の防止
      3. 除害剤
      4. 除害作業に必要な保護具・工器具
    8. 製造設備の運転
      1. 定期検査後・運転開始前の準備と点検項目
      2. 製造運転の開始
      3. 運転の停止
      4. 運転上の一般的な注意事項
      5. 貯蔵能力
      6. 運転中の異常現象
      7. 高圧ガスの充てん作業
      8. ヒューマンエラーとその対策
      9. バルブの取扱い
    9. 定期自主検査
      1. 定期自主検査
      2. 定期自主検査における保全
      3. ガスの廃棄とガス置換
      4. 配管のガス遮断の方法
      5. 修理等が完了した場合の確認
      6. 定期自主検査におけるおもな検査および要点
      7. 検査後に記載しなければいけない事項
    10. 緊急時の措置
      1. 設備の運転の緊急停止
      2. 緊急時の作業
      3. 自己・災害の届出と原因調査・対策
    4 法令分野
    第12章 高圧ガス保安法

    1. 高圧ガス保安法の概略
      1. 高圧ガス保安法の体系
      2. 保安法の適応ガス
      3. 適用除外となるガス
    2. 許可・届出・検査の手続き
      1. 高圧ガスの製造の許可
      2. 高圧ガスの製造の届出
      3. 販売事業の届出
      4. 高圧ガス貯蔵所の許可・届出
      5. 製造施設等の変更の許可・届出
      6. 製造施設の継承の届出
      7. 製造等の開始・廃止の届出
      8. 高圧ガスの輸入の検査
      9. 特定高圧ガスに係る届出
      10. 許可の欠格事由
      11. 許可の基準
      12. 完成検査
    3. 高圧ガスの取扱方法に対する規制
      1. 施設および製造の方法
      2. 販売の方法
      3. 貯蔵の方法
      4. 移動の方法
      5. 消費の施設と方法
      6. 廃棄の方法
    4. 高圧ガス製造の保安管理
      1. 危害予防規程
      2. 保安教育計画
      3. 保安管理愛誠の整備
      4. 保安統括者等の選任
      5. 保安統括者等の職務
      6. 保安統括者等の代理者
      7. 保安検査
      8. 定期自主検査
      9. 防災の措置
    5. 高圧ガスを取り扱う容器等の規制
      1. 容器の製造の方法
      2. 容器の検査
      3. 付属品の検査
      4. 容器検査所
      5. 容器・容器製造等の管理
      6. 特定設備検査等
    6. 高圧ガス保安協会の業務
      1. 高圧ガス保安協会の目的
      2. 高圧ガス保安協会の業務の範囲

    第13章 容器保安規則

    1. 容器の製造の事業
      1. 容器の分類
      2. 容器の製造
    2. 容器検査等
      1. 容器検査
      2. 容器の刻印および標章の掲示
      3. 容器の塗色・表示
      4. 容器の付属品
      5. 高圧ガスの容器への充てん
      6. 容器・付属品の再検査

    第14章 一般高圧ガス保安規則

    1. 高圧ガスの用語の定義
      1. 高圧ガスの性質による分類
      2. 保安物件
      3. 製造施設等
    2. 定置式製造設備の基準
      1. 製造設備の位置の基準
      2. ガス設備の構造
      3. 高圧ガス設備の構造
      4. 貯槽の構造
      5. 充てん所・容器置場の位置および構造
      6. 保安電力
    3. 製造等の方法の基準
      1. 高圧ガスの発生・分離等
      2. 充てんの方法
      3. 充てんの保安措置
      4. 製造設備等の運転と保守管理
    4. 移動式製造設備の基準
    5. 製造の保安管理体制
      1. 危害予防規程の届出等
      2. 地震防災
      3. 保安係員の職務
      4. 保安企画推進員の職務
      5. 保安講習
    6. 販売の基準
      1. 販売業者等の基準
      2. 販売主任者の選任等
    7. 貯蔵および移動の基準
      1. 貯槽による貯蔵
      2. 容器による貯蔵
      3. 車両に固定した容器による移動
      4. バラ積み容器による移動
    8. 消費および廃棄に基準
      1. 特定高圧ガスの消費の基準
      2. 特定高圧ガス以外のガスの消費の基準
      3. 廃棄の基準

    第15章 液化石油ガス保安規則

    1. 液石則の総論
      1. 液石則の適用
      2. 液石則の適用除外
      3. 液石則に係わる用語の定義
    2. 第一種製造設備の基準
      1. 製造設備の位置
      2. 製造施設の構造および設備
      3. LPガスの製造の方法
      4. 容器置場
    3. LPガス一般
      1. LPガスのスタンド
      2. 移動式製造設備(タンクローリ)
      3. LPガス製造の保安管理
      4. 製造施設・消費施設の定期自主検査
      5. LPガスの移動
      6. LPガスの消費

    第16章 コンビナート等保安規則

    1. コンビ則の総論
      1. コンビ則制定の背景
      2. コンビ則に係わる用語の定義
    2. 特定製造事業所の基準
      1. 製造施設の位置
      2. 製造施設の構造および設備
    3. コンビナート一般
      1. コンビナート事業所間の導管
      2. コンビナート地域における連絡
      3. 保管管理体制(自主保安のための措置)

    STEP1 テキストで学習!

    まずは、テキストで学習をすすめていきます。本講座は1ヶ月ごとの学習範囲が決められています。その月ごとの学習範囲を終了することを目標に学習をすすめてください。月ごとの学習範囲が終了したら、STEP2へお進みください。

    STEP2 レポート提出!

    1ヶ月ごとの学習が終了したら、レポートにチャレンジしていただきます。レポートは月ごとの学習範囲の小テストだとお考えください。60点以上が合格で、59点以下の場合は再提出していただきます。レポートは、テキストで学習したことがきちんと身についてるか確認できるものとなっています。また、間違った箇所を中心にアドバイス等も行っています。

    STEP3 復習&次の学習へ!

    レポート返却後、合格点を越えていれば、次の学習範囲へ進むことができます。しかし、返却されたレポートをそのままにするのではなく、きちんと復習を行い、間違った箇所、正解したがイマイチ理解していなかった箇所を中心に復習を行ってください。復習を行って、「バッチリだ!」と感じたら、STEP1に戻って次の学習にお進みください。
    また、月ごとの学習範囲は以下のようになっています。

    • 1ヶ月目 テキスト上巻(第1章から第5章)
    • 2ヶ月目 テキスト中巻(第6章から第10章)
    • 3ヶ月目 テキスト中巻(第11章)
    • 4ヶ月目 テキスト下巻(第12章から第16章)

    1ヶ月目の学習範囲⇒レポート⇒2ヶ月目の学習範囲⇒レポート⇒3ヶ月目の学習範囲・・・
    という流れになります。
    章ごとの詳しい学習内容は「カリキュラム」のタブでご確認ください。

    また、別冊テキストは問題集となっておりますので、試験本番前など、自分の好きなタイミングでご活用ください。

    受講者の声

    Wさん 製造・保全職 30代男性 埼玉県

    わかりやすく説明された文章でとても良かったです。章の終わりには「学習のまとめ」として各項目のピックアップされた重要な部分の説明がありますし、受験に活かしていくことができると思います。

    Iさん 技術職 20代男性 山口県

    平成17年度の受験で合格することができました。レポートの提出はぎりぎりでしたが、個人で勉強を十分に行ったら合格することができました。ありがとうございました。

    女性 45才 技術センター

    物理、化学の基礎的な知識がわかりやすくまとめてあった。体系づけて勉強ができ、試験を受ける以外にも、活用できると思います。

    男性 31才 O電力

    文字が適度に大きく読みやすい。内容も、薄すぎず厚すぎず、素人には良いレベルだと感じた。100点でも記述式部分の適切なアドバイスがあったことが、良かったと感じた。

    男性 39才 産業資材

    分かりやすく説明された文章でとても良かったです。章の終わりには“学習のまとめ”として各項目のピックアップされた重要な部分の説明がありますし、これは受験対応として大変生かしていく事ができると思います。

    講座Q&A

    Q:乙種化学と乙種機械で同じテキストを使用しているのはなぜですか?

    化学と機械では全く違う試験が出題されるわけではありません。法令に関しては共通の問題です。また、違う問題が出題されるにしても、問題集等で確認することができますが、乙種化学でも機械的な知識が必要ですし、乙種機械でも科学的な意識が必要です。よって、本講座では、共通のテキストを使用しています。

    レポートに関しましても同じものを使用していますが、化学分野、機械分野ともに最低限必要な知識を問うような問題になっておりますので、決して他の分野であるからという理由で、勉強に支障が生じることはありません。

    Q:この講座のレポートはどのようになっているのですか?

    本講座では4回のレポート提出があります。1回目は化学的分野、2回目は機械的分野、3回目は保安管理技術的分野、4回目は法令分野についてレポート問題が出題されています。テキストの構成に合わせたレポートですので、テキストで学習したことの確認という形でレポート提出をしていただきたいです。

    また、出題形式ですが、本番の試験に対応し、基本的に五肢択一です(一部計算式の記入するものもあります)。

    Q:昔から勉強は得意ではないので、勉強についていけるか心配で…。

    本講座は、分子と原子といったような、直接試験に出題されることが少ないような基礎的な分野についても、しっかりと学習できるようになっています。初めての方でも、基礎からきちんと学習することが可能です。

    それでも、どうしても自信のない方もいらっしゃると思います。JTEXでは、
    「ガス技術者のための基礎講座」という講座もご用意しておりますので、ぜひそちらもご検討ください。