ロード中...

電気主任技術者(電験) 資格取得の概要(試験の情報)

電気主任技術者(電験) 受験の手引き

「電気主任技術者」とは?

「電気事業法」に定められた、事業用電気工作物の管理・維持・保安の監督を行うための資格です。法律上、電気設備の保安が必要な事業所には必ず設置しなければなりません。発電所や変電所、工場やビルの受電設備や配線の保安監督という仕事に従事するため、社会的評価が大変高い資格といえます。また、受験資格についても学歴や実務経験による制限が無いため、試験に合格すれば誰でも取得することができます(学歴・実務経験による免状取得制度あり)。いったん取得してしまえば、その後一生涯、資格の更新の必要はありません。

資格取得までのフローチャート

資格取得までの大まかな流れを確認していきます。
各詳細については、該当する項目をご覧下さい。
※学歴・実務経験による資格取得希望者に関しては、電気技術者試験センターにお問い合わせ下さい。

電気主任技術者(電験)資格取得までのフローチャート

試験についてのお問合せ先

一般財団法人 電気技術者試験センター
http://www.shiken.or.jp/
〒104-8584
東京都中央区八丁堀2-9-1
RBM東八重洲ビル8階

試験に関するお問合せ
TEL:03-3552-7691 / FAX:03-3552-7847
E-mail:info@shiken.or.jp
※問い合せ時間 平日9:00~17:15

資格の難易度

試験レベル 第一種 大学卒業程度
第二種 短大・高専卒業程度
第三種 高校卒業程度

※いずれも、電気科・電気工学科など

第一種と第二種には、一次試験二次試験があります。
第三種は、一次試験のみです。

監督できる事業用電気工作物の範囲

電気主任技術者は、1種・2種・3種の三種類に区分されており、電気工作物の電圧によって必要な資格が定められています。

事業用電気工作物
すべての事業用電気工作物 電圧が17万ボルト未満の事業用電気工作物 電圧が5万ボルト未満の事業用電気工作物(出力5千キロワット以上の発電所を除く。)
例)上記電圧の発電所、変電所、送配電線路や電気事業者から上記電圧で受電する工場、ビルなどの需要設備 例)上記電圧の5千キロワット未満の発電所や電気事業者から上記の電圧で受電する工場、ビルなどの需要設備
    第三種電気主任技術者
  第二種電気主任技術者
第一種電気主任技術者

第三種電気主任技術者

1.試験内容

電気主任技術者試験は、4つの科目別に試験が行われます。
各科目の解答方法は、マークシート記入による5肢択一方式です。

科目名 科目の内容
理論 電気理論、電子理論、電気計測及び電子計測
電力 発電所及び変電所の設計及び運転、送電線路及び配電線路(屋内配線を含む。)の設計及び運用並びに電気材料
機械 電気機器、パワーエレクトロニクス、電動機応用、照明、電熱、電気化学、電気加工、自動制御、メカトロニクス並びに電力システムに関する情報伝送及び処理
法規 電気法規(保安に関するものに限る。)及び電気施設管理

2.科目合格制度(科目合格留保制度)

試験結果は、科目別の合否判定になります。4科目全てに合格すれば、第三種電気主任技術者試験の合格となります。一部の科目だけに合格(例:4科目中1科目)した場合には科目合格となり、翌年度及び翌々年度の試験では申請によりその科目の試験が免除されます。

つまり、3年間で4科目の試験に合格すれば第三種電気主任技術者免状の取得資格が得られます。

3.使用可能な電卓

電池(太陽電池を含む。)内蔵型電卓で音の発しないもの(四則演算、開平計算、百分率計算、税計算、符号変換、数値メモリ、電源入り切り、リセット及び消去の機能以外の機能を持つものを除く。)に限ります。
※関数電卓は使用できません。

4.受験申込方法

受験申込には、次の二通りの方法があります。

(1)ゆうちょ銀行(郵便局)の払込取扱票による受験申込み

受験申込書に必要事項を記入し、受験手数料とともに、ゆうちょ銀行(郵便局)の窓口に提出します。
受験案内・申込書は、郵便受付用の受験申込書配布期間中に下記にて入手できます。

  1. 一般財団法人 電気技術者試験センター 本部事務局
  2. 電力会社各支店・営業所窓口
  3. 一部の大手書店
(2)インターネットによる受験申込み

インターネットを利用して、試験センターのホームページにアクセスして受験申込みを行うことができます。
受験手数料の支払い方法は、銀行口座振込決済,クレジットカード決済(一括払いのみ),コンビニエンスストア決済,Pay-easy(ペイジー)決済があります。他に事務手数料(振込手数料)が別途必要です。

(1)(2)ともに、詳しくは、電気技術者試験センター インターネット用受験案内をご覧下さい。
URL:http://www.shiken.or.jp/method/index.html

5.受験手数料

5,200円(インターネット受付は4,850円)

6.第三種電気主任技術者、年度別の合格率一覧

年度 受験者数 合格者数 合格率
2016年(平成28年) 46,552名 3,980名 8.5%
2015年(平成27年) 45,311名 3,502名 7.7%
2014年(平成26年) 48,681名 4,102名 8.4%
2013年(平成25年) 49,575名 4,311名 8.7%
2012年(平成24年) 49,452名 2,895名 5.9%
2011年(平成23年) 48,864名 2,674名 5.5%
2010年(平成22年) 50,794名 3,639名 7.2%
2009年(平成21年) 47,593名 4,558名 9.6%
2008年(平成20年) 40,140名 4,361名 10.9%
2007年(平成19年) 40,608名 3,647名 9.0%
2006年(平成18年) 41,133名 4,416名 10.7%
2005年(平成17年) 42,390名 4,831名 11.4%

第二種電気主任技術者

1.試験内容

試験は一次試験と二次試験に分かれています。
二次試験は、同じ年度の一次試験の合格者および一次試験免除者(前年度の一次試験合格者)のみ受験することができます。

(1)一次試験

科目内容は第三種電気主任技術者試験と変わりません。4つの科目について、科目別に試験を行います。解答方法は、マークシート記入の多肢選択方式です。

(2)二次試験

次の2科目について科目別に試験を行います。各科目の解答方法は、記述方式です。

科目名 科目の内容
電力・管理 発電所及び変電所の設計及び運転、送電線路及び配電線路(屋内配線を含む。)の設計及び運用並びに電気施設管理
機械・制御 電気機器、パワーエレクトロニクス、自動制御及びメカトロニクス

2.科目別合格制度(科目合格留保制度)

第三種電気主任技術者と同様、一次試験については一部の科目だけ合格した場合には科目合格となります。翌年度および翌々年度の試験では申請により科目の試験が免除となります。

二次試験については、科目別合格制度はありません。ですが、一次試験に合格した年度の二次試験に不合格となった場合は翌年度の一次試験が免除されます。

3.使用可能な電卓

電池(太陽電池を含む。)内蔵型電卓で音の発しないもの(四則演算、開平計算、百分率計算、税計算、符号変換、数値メモリ、電源入り切り、リセット及び消去の機能以外の機能を持つものを除く。)に限ります。
※関数電卓は使用できません。

4.受験申込方法

受験申込には、次の二通りの方法があります。

(1)ゆうちょ銀行(郵便局)の払込取扱票による受験申込み

受験申込書に必要事項を記入し、受験手数料とともに、ゆうちょ銀行(郵便局)の窓口に提出します。
受験案内・申込書は、郵便受付用の受験申込書配布期間中に下記にて入手できます。

  1. 一般財団法人 電気技術者試験センター 本部事務局
  2. 電力会社各支店・営業所窓口
  3. 一部の大手書店
(2)インターネットによる受験申込み

インターネットを利用して、試験センターのホームページにアクセスして受験申込みを行うことができます。
受験手数料の支払い方法は、銀行口座振込決済,クレジットカード決済(一括払いのみ),コンビニエンスストア決済,Pay-easy(ペイジー)決済があります。他に事務手数料(振込手数料)が別途必要です。

(1)(2)ともに、詳しくは、電気技術者試験センター インターネット用受験案内をご覧下さい。
URL:http://www.shiken.or.jp/method/index.html

5.受験手数料

12,800円(インターネット受付は12,400円)

6.第二種電気主任技術者、年度別の合格率一覧

年度 一次試験受験者 二次試験受験者 合格率
※一次試験受験者に対して
合格者 合格者
2016年(平成28年) 6,521名 2,364名 7.0%
1,456名 459名
2015年(平成27年) 6,418名 2,406名 4.6%
1,557名 297名
2014年(平成26年) 6,676名 2,443名 5.2%
1,595名 350名
2013年(平成25年) 6,452名 2,503名 4.4%
1,550名 282名
2012年(平成24年) 7,034名 2,249名 4.3%
1,748名 304名
2011年(平成23年) 6,659名 1,942名 3.3%
1,047名 219名
2010年(平成22年) 6,786名 2,636名 6.1%
1,549名 411名
2009年(平成21年) 6,743名 2,490名 3.8%
1,805名 255名
2008年(平成20年) 6,693名 2,251名 10.0%
1,572名 675名
2007年(平成19年) 6,832名 2,156名 3.6%
1,222名 245名
2006年(平成18年) 7,038名 2,285名 4.2%
1,523名 295名
2005年(平成17年) 7,127名 2,551名 7.6%
1,581名 545名

資格取得の概要

第二種電気主任技術者
(通称:電験二種)
第三種電気主任技術者
(通称:電験三種)
更新 断りのないものは平成29年の情報 断りのないものは平成29年の情報
区分 国家資格 電気事業法【経済産業省】 国家資格 電気事業法【経済産業省】
資格の概要
  • 事業用電気工作物の工事、維持及び運用に関する保安の監督を行います。
  • 第二種の監督の範囲は、電圧17万V(ボルト)未満の電気施設です。
  • 事業用電気工作物の工事、維持及び運用に関する保安の監督を行います。
  • 第三種の監督の範囲は、電圧5万V(ボルト)未満の電気施設です(出力5000kW以上の発電所を除く)。
受験資格 制限はない
(短期大学または高等専門学校の電気工学科卒業程度の学力が必要)
制限はない
(高等学校の電気科卒業程度の学力が必要)
受験者数
(平成28年度)
6,521名(1次、4科目受験)
2,364名(2次)
46,552名(4科目受験)
合格率
(平成28年度)
22.3%(1次試験、4科目合格)
19.4%(2次試験合格)
8.5%(4科目合格)
28.9%(1~3科目の合格)
試験の概要
  • 1次試験は次の4科目(必要解答数計28題)
    (1)理論、(2)電力、(3)機械、(4)法規(各7題解答)
  • 2次試験は次の2科目(必要解答数計6題)
    (1)電力・管理(4題解答)(2)機械・制御(2題解答)
  • 1次試験は五肢択一,2次試験は一般記述方式または解答誘導方式
  • 科目は次の4科目(必要解答数計64題)
    (1)理論、(2)電力、(3)機械(各17題解答)(4)法規(13題解答)
  • すべて五肢択一
受験申込受付期間 5月下旬~6月上旬
5月下旬~6月上旬
試験実施 *1次試験:9月上旬
*2次試験:11月下旬
札幌,仙台,東京,名古屋,石川,大阪,広島,高松,福岡,沖縄(10か所,年に1度)
9月上旬
札幌,仙台,東京,名古屋,大阪,広島,高松,福岡,沖縄をはじめ全国33か所(年に1度)
合格発表 *1次試験:10月中旬頃
*2次試験:翌年2月上旬頃
10月下旬頃
受験料 12,800円
(インターネット受付は12,400円)
5,200円
(インターネット受付は4,850円)
特記事項
  • 1次試験は、科目別合格制度があります(一部の科目に合格したものは、その合格した1次試験の行われた年の始めから3年以内に受験する場合、申請によりその科目は免除され、当該年度に残りの科目に合格すれば、2次試験を受けることができます)。
  • 2次試験は、1次試験免除制度があります(2次試験に不合格になった場合、次年度の1次試験が免除されます)。
  • 科目別合格制度があります(一部の科目に合格したものは、その合格した試験の行われた年の始めから3年以内に受験する場合、申請によりその科目は免除されます)。
問合せ先 (一財)電気技術者試験センター
http://www.shiken.or.jp/
(一財)電気技術者試験センター
http://www.shiken.or.jp/