生産管理シリーズ「品質管理と原価管理」

一般受講料:25,300円

特別受講料:23,100円

講座コードI48

受講期間4ヶ月

難易度上級レベル

生産管理(品質管理・原価管理)を行ううえで必要な仕事内容を網羅!

品質の保証、原価の低減、納期の確保などにおける管理の仕方を解説!

企業繁栄のための3要素である、(1)品質の保証、(2)原価の低減、(3)納期の確保を同時に実現していく方法を見つけだすためには、(2)の原価と(3)の納期を常に考慮に入れながら、(1)の品質保証の方法を考えていきます。

〈品質管理編〉では、実際の生産現場で役立つように、品質管理活動の段階的な進め方、統計的手法や管理図の書き方などから抜取検査、相関と回帰まで全般にわたって解説します。

〈原価管理編〉では、原価管理の目的を達成させるための原価計算の方法、原価・損益などを解説します。

『特級技能検定」のご案内

「特級技能検定」は、技能士の最上位に当たる国家資格です試験は、作業の遂行に必要な判断力と、知識の有無を判定することに主眼をおいています。

JTEXの生産管理シリーズ「工程管理」「作業管理」「品質管理」「原価管理」「安全衛生管理及び環境の保全」「作業指導」「設備管理」は、特級技能検定試験(共通7科目)の基準細目に沿って編集されており、本文から図表、例題、練習問題まで、過去に出題された問題を参考にして構成されています。これらをまとめて学習することによって、特級技能士(共通7科目)に必要な知識を身につけることができます。

生産管理シリーズ「品質管理と原価管理」の関連講座

『生産管理シリーズ』

教材構成

使用教材

  • テキスト2冊
  • レポート(提出回数4回)

編集

  • (訓)日本技能教育開発センター

カリキュラム

No. 主な項目
【品質管理】 第1章 品質管理の考え方

  1. 品質とは
    1. 品物の品質
      1. 良い品質
      2. 総合的品質
      3. 品質特性
      4. 品質のばらつき
    2. 設計品質と製造品質
    3. 市場品質
      1. 使用品質
      2. 要求品質
    4. サービスの質・仕事の質
      1. サービスの質
      2. 仕事の質
  2. 管理とは
    1. 管理とは
    2. 管理のサイクル
  3. 品質管理とは
    1. 品質管理の定義
    2. デミング・サイクル
    3. 品質管理の重要性
  4. 品質管理の進め方
    1. 品質の調査
    2. 品質の設計
    3. 品質の製造
    4. 品質の評価
    5. 品質の販売
    6. 品質の保証
  5. 検査と品質管理
    1. 検査とは
    2. 検査と品質管理
    3. 検査の種類
      1. 受入れ検査・購入検査
      2. 工程検査・中間検査
      3. 最終検査・出荷検査
  6. 標準化
    1. 標準化とは
    2. 工業標準化の体系
    3. 社内標準の概要
    4. 社内標準の作成に当たっての留意事項
  7. クレーム処理
    1. クレーム処理とは
    2. クレーム処理のやり方
    3. クレーム処理に関する注意事項
  8. 方針管理
    1. 方針管理とは
    2. 方針管理の重点
      1. 目標の設定
      2. 方策の設定
    3. 方針管理の進め方
  9. 品質保証体制
    1. 品質保証とは
    2. 品質保証の進歩
      1. 検査重点主義の品質保証
      2. 工程管理重点主義の品質保証
      3. 新製品開発重点主義の品質保証
    3. 品質保証の体制
    4. 品質保証の国際規格
  10. QCサークル
    1. QCサークルとは
    2. QCサークル活動の目的
    3. QCサークル活動の進め方

【品質管理】 第2章 統計の基礎知識

  1. データのとり方
    1. データをとる目的
      1. 現状把握のためのデータ
      2. 解析のためのデータ
      3. 管理のためのデータ
      4. 調節のためのデータ
      5. 検査のためのデータ
    2. データの種類
      1. 計量値
      2. 計数値
      3. その他の値
    3. データのとり方
  2. 母集団とサンプル
    1. 母集団とは
    2. サンプルとサンプリング
    3. データのばらつきとかたより
      1. ばらつき・精度
      2. かたより.正確さ
  3. 統計量
    1. 母数と統計量
    2. 分布の中心位置を表わす統計量
      1. 平均値 x-エックスバー
      2. メジアン(中央値)x~エックスチルダ
    3. 分布のばらつきを表わす統計量
      1. 平方和 S
      2. 分散 V
      3. 標準偏差 s
      4. 範囲(R)
  4. 分布
    1. 母集団の分布
      1. 母集団の分布の形
      2. 母平均と母標準偏差
    2. 正規分布
      1. 正規分布とは
      2. 正規分布における確率の求め方
      3. 正規分布表の使い方
    3. 二項分布
    4. ポアソン分布
    5. 平均値x-(エックスバー)の分布
  5. 統計的検定と推定
    1. 検定のやり方
      1. 検定とは
      2. 検定の手順
    2. 母数の推定
      1. 推定とは
      2. 点推定
      3. 区間推定
    3. 母平均の検定
      1. 母分散σ2が既知の場合
      2. 母分散σ2が未知の場合
    4. 母平均の推定
      1. 母分散σ2が既知の場合
      2. 母分散σ2が未知の場合
    5. 母分散の検定
  6. 相関関係
    1. 相関関係
    2. 相関係数とは
    3. 相関係数の計算方法
    4. 相関係数の有意性の検定
    5. 回帰直線の推定
      1. 回帰直線とは
      2. 回帰直線の公式
      3. 回帰直線の求め方

【品質管理】 第3章 品質管理の手法とその活用

  1. 特性要因図
    1. 特性要因図とは
    2. 特性要因図の作り方
    3. 特性要因図の作り方(別法)
    4. 特性要因図作成上の注意事項
    5. 特性要因図の使い方
  2. ヒストグラム
    1. ヒストグラムとは
    2. ヒストグラムの作り方
    3. 平均値・標準偏差の求め方
    4. ヒストグラムの見方・使い方
      1. 分布の形
      2. 規格との比較
  3. 層別
    1. 層別とは
    2. 層別のやり方
    3. 層別の事例
  4. パレート図
    1. パレート図とは
    2. パレート図の作り方
    3. パレート図の見方・使い方と注意事項
      1. パレート図の見方
      2. パレート図の使い方
      3. 注意事項
  5. チェックシート
    1. チェックシートとは
    2. チェックシートの種類
    3. チェックシートの作り方
      1. 記録用チェックシートの作り方
      2. 点検用チェックシートの作り方
  6. 散布図
    1. 散布図とは
    2. 散布図の作り方
    3. 散布図の見方・使い方
      1. 相関関係について
      2. 散布図の見方・使い方
      3. 散布図の活用に当たっての注意事項
    4. 散布図による相関の検定
      1. 検定とは
      2. 相関の有無の検定
【品質管理】 第4章 管理図の種類とその活用

  1. 管理図とは
    1. 管理図とは
    2. 管理図の構造
    3. 管理図の特徴と働き
      1. 管理図の特徴
      2. 管理図の働き
  2. 管理図の種類
    1. 計量値の管理図
      1. x-(エックスバー)-R管理図
      2. x~(エックスチルダ)-R管理図
      3. x管理図、7
    2. 計数値の管理図
      1. p管理図
      2. np管理図
      3. u管理図
      4. c管理図
    3. 解析用管理図と管理用管理図
  3. 解析用管理図の作り方
    1. x-(エックスバー)-R管理図の作り方
    2. x~(エックスチルダ)-R管理図の作り方
    3. x-x~(エックスチルダ)-R管理図の作り方
    4. x-Rs管理図の作り方
    5. p管理図の作り方
    6. np管理図の作り方
    7. u管理図
    8. c管理図
  4. 管理図の見方
    1. 工程が安定状態にあるときの管理図上の点の動き
    2. 工程が安定状態にないことの判定方法
      1. 点が管理限界外(UCL、LCL上の点も含む)に出た場合
      2. 点の並び方に<せがある場合
    3. 群分けや層別の検討を必要とする管理図
      1. 点が中心線の近くのみに現われる場合
      2. 点が中心線のまわりに少ない場合
  5. 管理用管理図
    1. 管理用管理図の作り方
    2. 管理用管理図の更新

【品質管理】 第5章 抜取検査の種類とその活用

  1. 検査の計画
    1. 全数検査と抜取検査
      1. 全数検査
      2. 抜取検査
    2. 検査単位と検査項目
      1. 検査単位
      2. 検査項目
    3. 品質判定基準と検査設備
      1. 品質判定基準
      2. 検査設備
  2. 抜取検査
    1. 抜取検査の特徴
    2. 抜取検査の種類
      1. 計数抜取検査・計量抜取検査
      2. 1回抜取形式・2回抜取形式・多回抜取形式・逐次抜取形式
  3. サンプリング
    1. サンプルの選び方
    2. 単純ランダム・サンプリング
    3. 二段サンプリング
    4. 層別サンプリング
  4. OQ曲線
    1. OC曲線とは
    2. OC曲線の考え方
    3. 生産者危険・消費者危険とOC曲線の見方
      1. 合格判定個数cを一定として、サンプルの大きさnを変化させた場合
      2. サンプルの大きさnを一定として、合格判定個数cを変化させた場合
  5. 規準型抜取検査
    1. 規準型抜取検査とは
    2. 計数基準型1回抜取検査(JIS Z 9002)
      1. 適用範囲
      2. 検査の手順
      3. 抜取方式の求め方
  6. 選別型抜取検
    1. 選別型抜取検査とは
      1. ロットごとの品質保証
      2. 多数ロットの検査後の平均品質保証
    2. 平均出検品質(AOQ)
    3. 計数選別型1回抜取検査(JIS Z 9006)
      1. 適用範囲
      2. 品質の保証
      3. 検査の手順
      4. 抜取方式の求め方
  7. 調整型抜取検査
    1. 調整型抜取検査とは
    2. MIL-STD-105D
      1. 105Dのねらい
      2. 適用範囲
      3. 検査の手順(通常の検査)
      4. 抜取方式の求め方(通常の検査)
      5. AQL(acceptable quality level:合格品質水準)
      6. 検査水準
      7. 検査のきびしさ調整
  8. 連続生産型抜取検査
    1. 連続生産型抜取検査とは
    2. 計数連続生産型抜取検査(JIS Z 9008)
      1. 検査の手順
      2. 1/fとiを求める表
【原価管理】 第1章 原価管理の目的と原価の構成要素

  1. 原価管理とは
    1. 経営活動とお金の流れ
    2. 原価管理の目的
  2. 原価管理の構成要素
    1. 製造業における原価構成要素
      1. 限界原価
      2. 製造原価
      3. 営業原価
      4. 総原価
    2. 減価償却
      1. 減価償却費の計算要素
      2. 計算方法

【原価管理】 第2章 原価計算
原価計算の意味

  1. 原価区分
  2. 原価要素
    1. 材料費
    2. 労務費
    3. 経費
  3. 製造間接費の配賦
    1. 直接賛と間接費
    2. 部門費計算
    3. 部門共通費の配賦
    4. 補助部門費の製造部門費への配賦
  4. 個別原価計算

【原価管理】 第3章 標準原価計算と考慮を必要とする原価

  1. 標準原価計算とは
    1. 標準原価の設定
      1. 標準直接材料費の設定
      2. 標準直接労務費の設定
      3. 標準間接費の設定
    2. 原価差異の分析
      1. 直接材料費差異
      2. 直接労務費差異
      3. 製造間接費差異
  2. 考慮を必要とする原価
    1. 機会原価
    2. 差額原価
    3. 埋没原価
【原価管理】 第4章 損益分岐点分析

  1. 損益分岐点とは
    1. 固定費
    2. 変動費
  2. 損益分岐点図表
    1. 損益分岐点図表の描き方
    2. 損益分岐点と限界利益
    3. 損益分岐点公式
    4. 安全余裕率と損益分岐点比率
    5. 費用分解の方法
      1. 個別費用法
      2. 高低法
      3. スキャッタグラフ法(散布図法)
      4. 最小二乗法

【原価管理】 第5章 原価低減のためのアプローチ

  1. 原価低減の重要性
  2. VE手法による原価低減
    1. VEとは
    2. VEジョブプラン
    3. VE対象物の選定
    4. 機能分析
      1. 機能分析とは
      2. 機能の定義
      3. 機能の整理
      4. 機能の評価
    5. 改善案の作成と評価
      1. アイデアの発想
      2. アイデアの概略評価と改善案の作成
      3. 改善案の詳細評価
    6. 改善提案とフォローアップ
  3. IE手法による原価低減
    1. IEの定義と目的
    2. 生産体系におけるIEの対象
    3. IE意識
    4. IEの定石
    5. 改善の考え方
    6. 改善目標の決め方
    7. 改善の方法
      1. 分析的方法
      2. 設計的方法(デザインアプローチ)
    8. 現場での生産性向上
      1. 総作業時間と実作業時
      2. 管理上の欠陥によるムダ時間
      3. 作業者側のムダ時間
      4. 追加作業時間