電気通信の工事担任者

アナログ回線(電話回線等)・デジタル回線(光ファイバー等)に接続するための、端末設備の接続および配線工事をする際に必要になる国家資格です。通信事業者には必須ともいわれるこの資格についての説明をしていきます。

電気通信の工事担任者とは?

電気通信の工事担任者は一体どのような資格なのでしょうか?気になる資格の概要や仕事内容、試験の簡単な説明をしていきます。
電気通信の工事担任者について知るならこちら

電気通信の工事担任者 資格取得概要

電気通信の工事担任者の試験について、試験日や受験料、受験資格などを載せています。資格取得に向けた情報を調べるならこちらから。

電気通信の工事担任者 試験過去問

電気通信の工事担任者の試験問題を見るならこちらから。「電気通信国家試験センター」内の試験問題掲載ページを紹介しています。
どのような問題が出るのかを調べる手段にもなります。


電気通信の工事担任者とは?

電気通信の工事担任者とは、アナログ回線、デジタル回線を端末に接続する工事を行うことができる国家資格。光ファイバーなどの普及で工事数も増えており、これから注目される資格です!

電気通信の工事担任者という資格

どんな資格?

電気通信事業法では、「工事担任者資格者証の交付を受けている者(以下「工事担任者」という。)」とされていますが、それでは何の工事担任者か分からないため、多くの場合「電気通信の工事担任者」や「電気通信設備工事担任者」と付記して呼ばれます。

工事担任者は、アナログ電話回線やデジタルデータ回線などに、端末設備を接続する工事を行う、または監督をするための国家資格です。

AI第1種~3種、DD第1種~3種、AI・DD総合種の7つに区分されていて、AI種は主にアナログ回線(電話回線・ISDN回線等)、DD種は主にデジタル回線(光ファイバー・IP電話等)の工事を担当することができます。AI・DD総合種はAI・DD種の全ての工事を行うことができます。
AI第1種とDD第1種の両方を保有していた場合には、申請により総合種を取得できます。


電気通信の工事担任者 資格取得のメリット

資格取得のメリット

いつでも・どこでも・何でも・誰とでも」ネットワークでつながるユビキタス社会。それを支えているのが工事担任者です。
特にJTEXで講座が開かれているDD第1種の担当するデジタルデータ回線は、情報の大容量化・高速化により、重要度が増してきています。光ファイバーなどの回線を利用したいという人が多くなるにつれて、工事数も増加しています。工事担任者の活躍の場はどんどん広がっているのです。

どのような職場から必要とされるのかを見ていきます。AI種は主に電話回線を引くのに必要です。この際には電気工事も同時に行うことが多いので、工事担任者と一緒に「電気工事士」資格を持っている電気工事店も多いです。
DD種の場合は通信事業者が、事務所の工事や通信機器を設置する際に必要となります。一般家庭の場合は、光ファイバーやCATVのモデム調整で必要です。


JTEX講座「3つの特徴」

講座の特徴

電気通信の工事担任者試験は、春(5月)と秋(11月)の年2回実施されます。科目はAI・DD種ともに「基礎・技術・法規」の3つに分かれており、1つまたは2つの科目に合格(60点以上)すると、「科目合格」としてその後3年間有効になります。また、実務経験や指定学科の卒業などで免除される科目もあります。
インターネットでの受験申請の場合、締切が「9月上旬」と申請書による申請より長いのが特徴です(申請書の場合8月下旬)。

DD第1種の合格率は20%前後と決して高くはありません(DD第2種の合格率が低いのは取得するメリットが少ないため)。確実に合格するためには、しっかりとした基礎固めが必要です。
JTEXの通信講座では、合格に近づくための「3つの特徴」を設けています。

1)わかりやすい、丁寧な解説付きテキスト!

理解しやすい内容に加え、詳しい解説付き。一から始めるという方でも、十分に合格までの実力をつけることができます。

2)模擬問題で試験対策!

試験の対策には、まず問題に慣れることが必要です。模擬問題で、実際の試験を意識して勉強を進めることができます。

3)一流の講師による添削指導!

通信教育ならではの特徴、熟練の講師によるレポートの添削指導。質問券を利用することで、理解度をさらに深めることができます。

これらの特徴が、必ず合格に近づけてくれるはずです。
JTEXの電気通信の工事担任者対策講座を、あなたの試験突破にご活用下さい。