なぜなぜ分析による「トラブル防止の仕組みづくり」

一般受講料:19,800円

特別受講料:17,600円

講座コードH-24

受講期間3ヶ月

難易度上級レベル

なぜなぜ分析を用いて、トラブル防止の仕組みをつくる!

不良品発生の真因に手を打ち、トラブル発生・再発の防止を!

皆さんの会社では、「トラブル防止の仕組みづくり」がうまく行かず、困っていませんか。

  • トラブルの発生原因が究明できず、過去の経験で対応しているため、同様なトラブルが繰り返し発生している。
  • トラブルの発生原因を論理的に説明し、トラブル防止について指導できる人がいない。
  • トラブルの発生した職場の人たちによるトラブル発生の原因追究が不十分で、その後の維持活動が継続されていない。
  • 対策が場当たり的で、どうどう巡りになっている。

「なぜなぜ分析」とは、現象を発生させている要因(原因)を経験、勘、度胸(KKD)や思い付きで考えるのではなく、論理的に分析する方法です。
「人、機械・設備、材料・部品、方法、測定、環境、情報」(5M1EI)などに変化が起こると、結果が影響を受け、トラブルが発生します。これらの変化を事前に察知し、未然防止対策を行うための管理を「変更管理」といいます。

本講座では、「なぜなぜ分析」「変更管理」「改善活動の進め方」について、具体的な事例を、図解や書式を用いて説明します。これらの理解により、トラブル防止の仕組みづくりについて、効果をあげていくことをねらいとします。

学習目標

  • 「なぜなぜ分析」の進め方の理解と実施
  • 「変更管理」の進め方の理解と実践
  • 製造部門の品質保証の仕組みづくり
  • 工程変更マニュアルの理解と実践
  • 改善の進め方(問題解決型、課題達成型、施策実行型)の理解と実践

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教材構成

使用教材

  • テキスト2冊
  • レポート(提出回数3回)

著者

  • 市川 享司 パワーアップ研究所 所長(QCサークル上級指導士、2001年日本品質管理学会「品質管理推進功労賞」受賞)
  • 蓬沢 隆(NSKニードルベアリング株式会社 QCサークル上級指導士)

カリキュラム

No. 主な項目
1 序 章 なぜなぜ分析の学習をはじめるにあたって

  1. なぜなぜ分析の学習をはじめるにあたって
  2. 「なぜなぜ分析(真因の追究)」の体験演習
    1. 演習 中国製冷凍ギョーザ中毒事件
    2. 演習 イージス艦の漁船との衝突事故
    3. 演習 X社のガス湯沸かし器における一酸化炭素中毒

    序章コラム 会社がなくなったら困るのは誰ですか?

第1章 問題とは、課題とは

  1. 問題解決とは、課題達成とは
  2. 職場の6大任務とは
  3. 見えない職場と見える職場の違い
  4. 3現、3即、3徹とは
  5. 標準化活動(ポカミス発生の例)

第1章の練習問題
第1章の練習問題/解答と解説
第1章コラム 管理・監督者(リーダー)の心がまえ

第2章 「なぜなぜ分析」とは

  1. 論理的な解決方法のポイント
    1. 論理的な解決方法のポイント
    2. 現象を的確にとらえることが問題解決の近道(3W1H)のポイント
    3. 情報の収集・整理のポイント
  2. 要因の解析(5M1EIによる比較)
  3. なぜなぜ分析の考え方
  4. 事実を的確にとらえる
  5. 再発防止対策から水平展開へ
  6. 慢性不具合は、なぜなぜ分析には向かない
  7. 特性要因図、連関図は、なぜなぜ分析には推奨しない
  8. 上手な「なぜなぜ分析」の進め方

第2章の練習問題
第2章の練習問題/解答と解説
第2章コラム 「3現・3即・3徹」で問題の真因を解決しよう

第3章 「なぜなぜ分析」手法の活用

  1. 系統図によるなぜなぜ分析
    • 事例1 営業要員の内勤時間が多い
    • 事例2 アラーム見落とし
    • 事例3 情報伝達ミス
    • 事例4 操作ミス
    • 事例5 技術の標準化~女性にもやさしい作業標準を目指して~
    • 演 習 ポカミス発生の系統図の作成
  2. 良い事例と悪い事例
  3. なぜなぜ分析のまとめ
    1. 再発防止対策でのチェック項目10のポイント
    2. 直接原因と根本原因
    3. JR西日本の脱線事故(根本原因にさかのぼった対策)

第3章の練習問題
第3章の練習問題/解答と解説
第3章コラム 3Cの徹底を考える(戒めの言葉)

第4章 個人演習

  1. 演習をはじめる前に
    1. なぜなぜ分析を進める上でのポイント
    2. 演習を進めるにあたって心がけること
    3. 「問題解決の手順」のステップ
    4. なぜなぜ分析の結果の活用
  2. 演習と記入例
    1. 「なぜ」を書き込む形のなぜなぜ分析の演習
    2. シートをチェックする形のなぜなぜ分析の演習
    3. 「問題解決の手順」の演習
    4. 「クレーム再発防止書」の演習
    5. 「対策案検討書」の演習

第4章コラム 「者」ではなく「物」に聞いて判断しよう

2 第5章 「変更管理」とは

  1. 変更管理とは(5M1EI)
    1. 変更管理とは
    2. 変更管理が確実に実施されないとトラブルが発生する
    3. 変更管理を確実に実施するには
    4. 変更管理の実施にあたって
  2. 3H1Tと要因との関係
  3. 5M1EIの変更管理
  4. 異常時の変更管理
    1. 異常品
    2. 管理・監督者の責務
    3. 異常の感知
    4. 異常連絡書・回答書
  5. 処置、対策での使用禁止10のポイント

第5章の練習問題
第5章の練習問題/解答と解説
第5章コラム 見せかけの問題解決と真の問題解決の違い

第6章 品質保証の仕組みづくり

  1. 製造部門の品質保証の考え方
  2. 製造工程の管理
    1. 管理項目とは
    2. 結果系の管理項目
    3. 要因系の管理項目
    4. 4M(5M)の管理
  3. 人事管理
  4. 機械・設備の管理
  5. 材料・部品の管理
  6. 作業方法の管理
    1. 標準作業書作成の内容
    2. 標準作業書作成15の要件
  7. 計測管理
    1. 計測方法を管理する
    2. 計測機器そのものを管理する

第6章の練習問題
第6章の練習問題/解答と解説
第6章コラム 「New 5Kの改善」を展開しよう

第7章 参考資料

  1. 世界を制したトヨタは危機意識が旺盛である
    1. 1995年8月奥田社長就任の挨拶より
    2. 世界を制したトヨタは危機意識が旺盛である
    3. トヨタの最優先経営課題は「モノづくりの前に人づくり」である
  2. TQM(総合的品質管理)活動導入後の具体的効果
  3. 小集団(QCサークル)活動の必要性
  4. QC的ものの見方・考え方
  5. ほめる効果、上手な叱り方(ほめて、叱って人は育つ)
    1. 部下を「ほめる」ときの効果的なやり方
    2. 上手な叱り方

第7章コラム 「5マメ」の活用を

第8章 「なぜなぜ分析と変更管理」のQ&A

  1. Q&A 職場の体質をどのように変えていけばよいか
  2. Q&A 派遣社員は、どのように活用し、教育・訓練すればよいか
  3. Q&A やる気のある生産現場を実現するためには
  4. Q&A 改善を進めるための経営者、管理者の役割とは

第8章コラム 職場のムダ取り、業務の効率化をめざす「New 5S」

第9章 工程変更マニュアル

  1. 変更管理とは何か
  2. 変更管理の問題点と具体的推進方法
  3. 変更管理の内容の決定
    1. 変更項目の整理、重要度の格付けの実施
    2. 変更管理の記録と確認
    3. 記録シート管理の標準化
  4. 管理基準と処置方法の決定
    1. 変更管理項目の判断基準の決定
    2. 重要工程の記録と管理基準の明確化
  5. 変更管理ボードの活用
  6. 変更管理の内容の教育・指導
  7. 変更管理内容の遵守
  8. 工程変更管理の目的と実施

第9章の練習問題
第9章の練習問題/解答と解説
第9章コラム 現場改善の基本

第10章 工程変更管理レベルと手続き

  1. 工程変更管理の各レベルと手続き
  2. レベルごとのフロー
  3. 試行の押さえどころ
  4. 各レベルで使用する各種使用書式
    • 書式1 工程変更計画書
    • 書式2 工程変更計画回答書
    • 書式3 工程変更申請書
    • 書式4 初期品管理指示書
    • 書式5 工程変更連絡表
    • 書式6 工程変更管理表
    • 書式7 初期品管理解除監査チェックシート
    • 書式8 工程変更準備DRBFMワークシート

第10章コラム 品質格言

3 第11章 日常での工程変更管理

  1. 製造現場における日常管理
  2. 変化の読み取り方
  3. 変更管理の必要性
  4. 日常での工程変更管理
  5. 変更管理の基本
  6. 変更管理の手順と展開
  7. 変更管理の改善
  8. 標準作業について(参考)
    1. 標準作業が最善(ベスト)な方法
    2. 標準作業は成長する
    3. 標準作業(書)の確立と徹底

第11章の練習問題
第11章の練習問題/解答と解説
第11章コラム 「4定」による「見える化」で問題の顕在化を

第12章 変更管理に有効な管理手法

  1. 変更管理に有効な管理手法
    1. 製品規格を満足していること
    2. 製品品質の工程能力指数が良好であること
    3. 変更前後の品質で有意差がないこと
    4. 製品外観上の比較で有意差がないこと
    5. 製造プロセスが安定していること

第12章コラム 「ホウ・レン・ソウ・カク」で不祥事の発生しない仕組みの構築を

第13章 管理と改善、改善活動の各手順の比較

  1. 管理とは
  2. 改善とは
  3. 改善活動の進め方
  4. QCストーリーのまとめ方のコツ(急所)
  5. QCストーリー“いけない”と“必要”の10の急所
  6. 発表の上手な聴き方

第13章コラム 仕上がりの早さは、能力ではなく努力(やる気)の問題

第14章 問題解決の進め方・まとめ方

  1. 問題解決の手順
  2. 問題解決の進め方・まとめ方のポイント(なぜなぜ分析を含む)
    1. テーマの選定
    2. テーマ選定の理由
    3. 現状の把握
    4. 目標の設定
    5. 活動計画の作成
    6. 要因の解析
    7. 対策の検討と実施
    8. 効果の確認
    9. 標準化と管理の定着
    10. 反省と今後の計画

第14章の練習問題
第14章の練習問題/解答と解説
第14章コラム 仕事とは「業務+改善」である

第15章 課題達成の進め方・まとめ方

  1. 課題達成の手順
  2. 課題達成の進め方・まとめ方のポイント
    1. テーマの選定
    2. テーマ選定の理由
    3. 攻め所(着眼点)の明確化
    4. 目標の設定
    5. 活動計画の作成
    6. 方策の立案
    7. 成功シナリオの追究
    8. 成功シナリオの実施
    9. 効果の確認
    10. 標準化と管理の定着
    11. 反省と今後の計画

第15章の練習問題
第15章の練習問題/解答と解説
第15章コラム 「縦に仕事ができる人」を養成する

第16章 施策実行の進め方・まとめ方

  1. 施策実行の手順
  2. 施策実行の進め方・まとめ方のポイント
    1. テーマの選定
    2. テーマ選定の理由
    3. 現状の把握と対策のねらい所
    4. 目標の設定
    5. 活動計画の作成
    6. 対策の検討と実施
    7. 効果の確認
    8. 標準化と管理の定着
    9. 反省と今後の計画

第16章の練習問題
第16章の練習問題/解答と解説
第16章コラム 「大変」に挑戦し、自分を大きく変えよう